年末の大掃除
年末の大掃除の季節がやってきました。
1年間ため込んだ汚れをすっきり落として、
気持ちよく新年を迎える準備をしましょう
まずは、掃除のキホン
家庭でも簡単にできる掃除法
【キッチン】
毎日使うキッチンは、汚れやすく掃除するのも、
手間がかかる場所。
特にキッチンは油汚れが多く、レンジフードなどには、
炭化してこびりついてしまった汚れもあります。
しかし、油や焦げなどそれぞれの汚れに合わせて掃除を
すれば、頑固な汚れでもすっきり落とせます。
●コンロ●
パーツごとに分解し浸け置き洗いで汚れを撃退
布きんでふくだけでは落ちないような汚れは、
五徳(ナベをのせるツメ)と受け皿を取り外し、
レンジフードと同じように洗濯用洗剤を溶かしたお湯に
浸け置きします。
細かい部分の頑固な汚れは目の粗い固めのスポンジか
歯ブラシでこするときれいに落ちます。
汚れが落ちたら水で洗剤を洗い流し、乾いた布で水分を
ふき取れば完了です。
●レンジフード●
ぬるめのお湯に浸け置きするだけで汚れが浮き上がる
まずは、プロペラやカバーを取り外します。アルカリ性の洗濯用洗剤を
溶かした45~50℃程度のお湯を入れたバケツ(もしくは、口を大きく
開いた大きなゴミ袋をシンクに広げてお湯をはる)の中に入れて、
30分ほど浸け置きをします。油汚れが浮いてきたら目の粗い
スポンジや歯ブラシなどで汚れを落とし、最後は水洗いを。
浸け置きしている間にレンジフードの中を掃除して。
洗濯用洗剤を溶かした液を浸した布きんで汚れを取ります。
最後は、水を染み込ませたタオルで二度ぶきをして仕上げましょう。
*IHの場合*
落ちにくい汚れは歯磨き粉が効果大
吹きこぼれなどでついてしまったリング状の焦げつきは
取れにくいもの。ふきんでふいただけで取れない場合は、
ラップやアルミホイルをくしゃくしゃに丸め、歯磨き粉を付けて
軽くこすればきれいに落ちます。
強くこすると傷が付くので注意。
●台所シンク●
水あか汚れは歯磨き粉&布で磨き上げて
ステンレスのシンクには、柔らかいスポンジではなく、
目が粗く硬いタイプを選んで。
頑固な汚れは、歯磨き粉を付けた手ぬぐいや衣類の端切れで
こすれば、水あかは簡単に取れます。
蛇口周りの細かい部分はブラシでこすって汚れを落としましょう。
【バスルーム&トイレ】
水あかがたまりやすいバスルームとトイレ。
普段の生活で気に掛けていても、気が付けば
水あかの層ができてしまった・・・なんてことも。
ほとんどの水あかは軽くこすることで落ちますが、
落ちにくい場合でも、道具を使い分ければきれいに落とせます。
●お風呂●
浴槽と床はスポンジとブラシを使い分けて
お風呂掃除はスポンジ一つで済ませているという人も多いと
思いますが、スポンジとブラシの両方を使うのがホポイント。
床は大きめの硬いブラシで溝の汚れを取り、浴槽はスポンジで磨きましょう。
蛇口や排水口などの細かい部分の水あかは、小さなブラシで
簡単に落とせます。
●トイレ●
耐水サンドペーパーで汚れ部分をこすって
便器の内側の水あかがブラシでこすっても落ちなければ、
耐水サンドペーパーを使って。
まずは、紙コップの口を下にして、水の中へ出し入れをして
便器の水位を下げましょう。
サンドペーパーに歯磨き粉を付けて磨けば、頑固な汚れもきれいになります。
【ハウス】
日ごろからの掃除が大切ですが、手が届きにくいところや目に
付きにくいところは、知らず知らずのうちに汚れが蓄積しています。
壁や天井は、素材によって洗剤や水を使って掃除ができないので、
ほうきや乾いた布でホコリを払い落としましょう。
●窓ガラス●
新聞紙で二度ぶきすればピカピカのガラスに
窓ガラスの表面には、ホコリや砂、チリなど目には見えない汚れが
たくさん付着しています。まずはぬらした雑巾で汚れを取り除きましょう。
仕上げは乾いた新聞紙で二度ぶきをして。新聞紙のインクの油分で
油膜を張ることでピカピカに。
●サッシ●
ブラシと掃除機のダブル使いを!
細かい所のホコリや砂を掃き出すにはブラシが有効。
片手にブラシ、もう片方も手に掃除機を持ち、ブラシでごみを
かき取りながら掃除機で吸い上げます。
ブラシと掃除機を同時に使うことで、すき間や角にたまっている
ゴミの取り残しもありません。
最後はぬらしたぞうきんでふき上げましょう。
今年の汚れ今年のうちに
大掃除がんばりましょう