もうすぐお正月

 
クリスマスが終わり
今年も残すところ6日となってしまいました
これからは
どんどん年末モードで交通量も
増えてきますので
くれぐれも交通事故には
お気をつけください
さて
お正月には
御節を食べるご家庭も多いと思いますが
今日は御節料理について
ちょっとお勉強してみましょう

まず
[御節料理とは]
お節料理の「節(せち)」とは「節日(せちにち)」のことをさします。
おせち料理(=御節料理)は、節日のための料理のことです。
現代では、節日の中でも特に正月のために用意する料理をおせち料理といいます。

節日とは、季節の変わり目にあたる祝日で、
昔は節日には朝廷で節会(せちえ)という宴が催されていました。
節句は一年に5つあり、これを五節句と呼びます。
この五節句の日は節日(せちにち)として食べ物が供されました。
元日は節日の中でも別 格で、新たな歳(数え年齢)を加える特にめでたい日です。

伝統的なお節料理には、縁起の良い意味や願いが込められています。
基本的には、縁起が良く、日もちのするものが献立の基本となっています。
地方によって献立は異なりますが、代表的なものを下記にご紹介します。

海老
腰が曲がっている姿から、腰が曲がるまで
ともに長生きするようにという長寿のシンボルとして。

数の子
子沢山、子孫繁栄。

栗きんとん
「栗金団」と書くことから、金運を招く。繁盛、繁栄。

黒豆
「黒くまめまめしく」という語呂合わせから
陽に焼けてまめまめしく良く働くようにという意味
また、「まめに暮らす=元気に暮らす」という意味もあるようです。

紅白かまぼこ
紅白はおめでたさの象徴としてお祝い事全般 に使われます。
蒲鉾の材料となる白身魚は、昔は非常に高価であり
白身魚で作る蒲鉾もまたご馳走でした。
海のない地域にも流通 可能であるほか
なま物よりも保存がきく高級な海の幸と考えられていました。

紅白なます
紅白はおめでたさの象徴としてお祝い事全般 に使われます。
熨斗などに使われる紅白の水引きを表わしているという説もあります。

昆布巻き
「よろこぶ」という語呂合わせと
「子生婦(こんぶ)」という字をあてる語呂合わせがあります。
一家の幸せと、子孫繁栄を祈ります。

里芋
里芋は、土の中に子芋をたくさんつけることから
子だくさんの象徴とされます。子孫繁栄を祈ります

田作り
かたくちいわしの稚魚は、昔、肥料として使われ
ゴマメ(五万米=ごまめ)とも呼ばれています。
田作りという名称もごまめと同様に
この魚が肥料として使われたことから来ています。
豊作を祈願する食べ物です。

伊達巻き
蒲鉾と同様、白身魚を原料とし、卵を混ぜることで黄金色になることから
豪華で見栄えが良く神様への供物としてふさわしいと考えられていました。
巻いている形状から反物(着物の布地)を連想させ
衣装に困らない…繁盛、繁栄の願いをこめてという説や
巻き物として文化的な繁栄を願っているという説などがあります。

錦玉子
黄色と白は金銀を表わし、財宝や富の象徴とされました。

れんこん
穴があいているので「将来を見通 せるように」という願いをこめて。
御節料理には
いろんな願いが込められています
日本の古き良き伝統ですね

2013年12月26日 2:49 PM autofile
カテゴリ: スタッフのFree talking♪