カクカク・シカジカ、シリーズ通算17本目のCMが完成しました。今回は現在、全国で開催されている「レッツ！トライ！エコサイズフェア」について、かくかくしかじか。そのCM制作の裏側をご紹介いたします。
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世の中から「トラ」の姿もすっかり消えた2月。2月のイベントと言えば、やっぱりバレンタインデー！毎年2月14日が近づくとデパ地下は活気にあふれ、義理だの本命だのまさに老若男女、日本中がそわそわしますよね。今回バレンタインをモチーフにすることで、ダイハツのフェアもそんなワクワク感がいっぱいですよ、というイメージを伝えられればいいなと考えました。と、ここまでが企画です。次はどうカタチにしていくか？
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バレンタインの象徴であるチョコレートの質感にこだわって、カクシカをチョコレートで！企画はすんなり決まったのですが、実はこれが苦難のはじまり。実際にチョコレートでカクシカを作り検証したところ、細かな表情の演出が難しいことが判明し、CGでチョコレートの質感を作り出すコトになったのです。自然にできる陰影やムラを、手作業で人工的に書き起こし、色の濃淡や、ちょっとしたカスレを調整しながら試写をくりかえします。質感が決まったら、すぐに動きの検証へ。形の微妙に違うチョコをたくさんつくることで、パラパラマンガの要領でアニメーションさせます。つくっては直し、つくっては直し、ようやく、“手作り”のカクカク・シカジカチョコは完成しました。
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たった15秒のTVCMではありますが、大の大人たちが頭を悩ませ、いろいろな思いを込めてつくりました。このCMが視聴者のみなさんに、ちょっとしたバレンタインのプレゼントになればいいなと思っています。ちなみに、カクカク・シカジカシリーズ次回CMは3月を予定しています。バレンタインがあるということは・・・。次回作もどうぞお楽しみに。
制作メモより