カクカクシカジカ「ホワイトデー」編


カクカク・シカジカ、シリーズ通算18本目のCMが完成しました。今回は、バレンタインデー篇に引続き全国で開催されている「レッツ!トライ!エコサイズフェア」について、かくかくしかじか。そのCM制作の裏側をご紹介いたします。
前回CMは、バレンタインデーの季節ということもあり、チョコレートになったカクカク・シカジカでしたが、バレンタインとくれば・・・そうです、ホワイトデーです。もらったら、お返しはキチンとするべきだ!ということで、バレンタインデー篇のアンサーソングならぬアンサーCMをつくることで決定。3月に開催される「レッツ!トライ!エコサイズフェア」はホワイトデーのクッキーでいくことが決まりました。
クッキーは、実物を焼いて撮影しました。監督により、‘クッキーの欠け方’まで細かく指定が入ります。より理想的な欠け方を実現すべく、ギザギザの大小や角度、破片の散らばり方まで計算し、まるで縁日の型抜きのような細かな作業が続きます。途中で失敗すればまた最初からやり直しです。そうやって丁寧に丁寧に撮影した素材を編集室に持ち込んで、1コマ1コマ、色むらや陰影、カスレなどつける作業を行い、めでたくカクカク・シカジカクッキーは完成しました。
CMの絵が決まると、次は生瀬勝久さんの声の録音です。今回の演出の狙いは、「軽妙さ」もしくは「軽薄さ」を出すことです。セリフ後半の『~サクサクっと決めちゃいましょう』の部分では、軽薄になりすぎて、インチキセールスマン口調になってしまったNGテイクもありましたが、最終的に肩の力の抜けた、いい頃合いの声を撮ることができました。
今回はクッキーの効果音にもこだわります。『サクッ』と書くぶんには簡単ですが、実にいろいろな『サクッ』があるもの。スタッフが、録音ブースに日本製から外国製まで様々なメーカーのクッキーを持ち込み、実際にサクサクかじりながら収録。最終的に採用された『サクッ』は、日本のメジャーなクッキーをかじった音でした。
男性のみなさん、バレンタインのお返しで迷ったら、サクッとクッキーでもプレゼントしてしまいましょう。ただし、私たちのように手作りクッキーをプレゼントするのは、よほど仲のいい女性でないかぎり、気味悪がられるかもしれませんのでお気をつけて。ホワイトデーのあと、めでたくカップルが誕生したなら、ぜひ2人で「レッツ!トライ!エコサイズフェア」に遊びにいらしてください。
制作メモより

2010年3月26日 1:23 PM autofile
カテゴリ: スタッフのFree talking♪